難関・名門小学校をめざす |
幼児教室、家庭のしつけ、出願から持ち物まで、東京23区内難関・人気小学校受験準備に必要なアレコレをわかりやすく徹底網羅。お受験準備デビューママなら必読です! |
田植えと稲刈りは「常識」領域でマスト。おさえておきましょう。
願書・面接の要 教育方針の作り方
そもそも教育方針を作るのは、それほど難しいことではありません。
なぜならば、もう、何年も子育てをしていらっしゃるわけで
ママやパパの頭のなかにはしっかりとあるはずだから。
子どもが生まれてから今までの間に
実践してきた事を整理して、文章化する作業を始めましょう。
まとまらない…、と考えているママパパは、いきなり方針を書こうとしていませんか?
教育方針は、一本の教育理念の下に、複数本がぶら下がる構造だと考えてください。
教育理念とはどんな子どもに育てたいか=どんな人間で在ってほしいか
という親の願いです。
ママやパパ自身が子供のころから親に言われてきたことがあれば、
もしかしたらそれがベストかもしれません。
また代々、家訓があるご家庭なら、それを使うことも検討しては。
そして教育方針は、教育理念にそった人間に育むために
必要と考える具体的なこと=実践している(したい)ことです。
そしてそれらの言葉を、見やすくわかりやすいフレーズに整えます。
何が書いてあるのか、ちっともわからない…。
というママは、手に入れた複数の学校案内をもとに下記の作業をしてください。
学校が考える目指す子ども(人間)の大概念(教育理念)を抜き出しましょう。
その大概念を実現するために、行っているまたは
育んでいるという事項を抜き出しましょう。
そして抜き出した言葉を、学校の垣根を取り払い、仲間わけをしましょう。
すると言い回しは違うものの、
実は、どこの学校も同じことを言っている、ということに気づくはずです。
我が家の教育方針は、およそ下のような構造で考えればいいということがわかりますね。
|--- 思いやり
|--- 知育
理想の人間(子ども)像--|-----努力
|--- 我慢
|--- 常識
|--- 我が家ならではの何かを加える←重要
それぞれの項目について、これまで実際に行ってきた、
または小学生時に行う予定の具体例を挙げてみましょう。
あとは文章力の問題です。
具体的なフレーズは、今ここでは書きません。
読むと頭から消えなくて、どうしても似てきがちになっちゃいますから。
ママが頑張ってイマイチなら、パパにお願いしてみましょう。
企画書や研究計画書を作り慣れているタイプのパパなら、
オチャノコサイサイで仕上げてしまうかもしれません。
教育方針のまとめや面接対策のためのHow to本が気になっている人もいるようですが、
難関・名門校を目指すママには時間の無駄です。見たいのなら、立ち読みで十分でしょう。どうせ読むならこういう本をおすすめします。
(クリックするとamazonのレビューが見られます)
●書きだすことから始めよう
●思いやりのこころ
●思いやりを育てるしつけ51のヒント―幼児からの子育てに自信がもてる本
●「ガマン」を教えれば「やる気」のある子に育つ (WIDE SHINSHO)
●「がまんできる子」はこう育てる