第一志望校別　対策モデル（例）

聖心女子学院初等科

関係者有利であるものの、定員が96名とパイが大きいため、フリーの枠もそこそこあるようだ、といわれています。
こちらの学校は、向き不向きが明確です。また子供が向くようでも母親がタイプではないとみなされた場合は、当然ながらご縁はいただけません。
定員が多いから、
姑がこちらが好きだから、
附属幼稚園がないから、
あの自然環境に惹かれたから、
という理由で受験を考えているママは、絞り込んだ準備を始めてしまう前に、この学校に明るい方に率直な意見をお願いすることをおすすめします。

こちらのお試験は、ペーパーも含めてすべてが行動観察です。なのでこちらのペーパーは、ママ塾だけでも十分に対応できます。
とはいえ、併願校対策を考えれば、いずれかの教室に通っておくのが安心です。
その場合、しゃかりきにペーパー訓練をするよりも、行儀見習い的な指導をきちんとしていただけるお預け型の個人の先生に、早い時期からお願いするのが理想です。
しかしながらそういった先生は数少なく少人数制のため、お願いするのはなかなか難しいのが現実でしょう。

大手なら、ジャック渋谷教室かこぐま会が一般的な選択です。

併願校に共学を考えるなら迷わずジャック、女子校のみならこぐま会も可、というのが選び方の目安です。いずれにせよ、体験・相談に伺い、信頼できる教室を選べばいいでしょう。

お行儀を始めとする躾がきちんと出来ており、我慢を強いることもある生活環境が整っていることを前提とすれば、大手の幼児教室通いに関しては、新年長からで十分です。
基本クラスに加え、学校別のクラスもとっておきましょう。
個人の先生に通う場合は、お願いできる早い時期から始めておきましょう。

3歳を目安にバレエのお稽古を始めましょう。
指示行動（体操・リトミック）は新年長からの学校別に組み込まれる内容だけで十分です。
近所でかまわないので、絵工作のアトリエに通いましょう。その場合は、速さよりも丁寧さに気を配っていただける目が行き届く教室を選び、先生にその旨をお願いしておきましょう。
放任型の教室は逆効果です。