第一志望校別　対策モデル（例）

暁星小学校

いわずと知れたペーパー難関校です。ご紹介はなくとも、子供のペーパーの出来がよく何かと問題を起こしそうでなく、親が良識的で将来に期待が出来そうな背景があれば、ご縁をいただける学校の筆頭です。

暁星対策の幼児教室は、大手ならジャック御茶ノ水教室ですが、中小規模の教室からも、パラパラと合格者が出ています。ペーパーの出来不出来が合否に大きく反映するので、男子にとっては、ある意味、最も狙いやすい難関校といえるでしょう。
家庭学習に時間をとられるので、実績があり、ペーパーの指導をきっちりやっていただける近い教室にいくことをおすすめします。複数の教室に体験・相談のうえ、最も信頼できるところを選ぶようにするといいでしょう。

新年少から体操教室と、併願校の幅を狭めないために絵工作のアトリエにも入れておきましょう。さらにサッカーでもヴァイオリンでも伝統芸能でもなんでもいいので、一芸となるお稽古も始めるといいでしょう。
幼児教室への通塾は、精神年齢が高い子供なら年長からでも間に合いますが、そうでない場合や万全の体制でのぞみたい場合は、新年中から幼児教室に通わせることをおすすめします。

幼児教室に通い出したら、体操、絵工作とも、これまでの教室は止め、通っている教室の講座をとることをおすすめします。
暁星の対策をしておけば、他のペーパー校は対応可能です。

どんなに賢く精神年齢が高い子供であっても、ペーパーの訓練ばかりをしていると、どこかにひずみがきがちです。ストレスを解消するかのように、ママが見ていないところでは、人が変わったかのように攻撃的な行動に出る子供もいたりします。定期的にしっかり遊ばせるなど、年齢相応の生活を心がけましょう。こちらの試験では、わざと争いを誘発するような集団ゲームが出たこともあります。精神的ケアに気を配るとともに、カトリック的な思いやりの心と我慢することを、日々の生活のなかで身につけるように導きましょう。