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お受験準備マニュアル
17.面接マニュアルを作る
願書の文章を作るのはママですか？パパですか？
願書の文章をつくった方は教育方針から何から、すべての概念が頭の中に入っていますが、書かなかったほうは、文章そのものしか頭に入っていないものです。しかもどういうわけか、覚えたと思ったらすぐに忘れてしまったりするものです。
なので想定される質問に対する回答集をつくっておくと、双方とも安心です。直前に読み返せますし。
願書に書いたであろう項目以外に、お子様がいじめられたといって帰ってきたらどうしますか？など、その学校的時事問題がでることもあれば、ひたすら願書に沿って質問が発展していくこともあります。かと思えば、ご家庭の自慢の料理は何ですか？など微妙な言い回しでふられたりもします。本当の我慢をさせたことがありますか？などは禅問答のようです。健康に関して、お母様が気を配っていることはありますか？などは普通ですね。父親に対して、お子様が好きな本をご存知ですか？と尋ねられたときは血の気が引いたとういう人もいたようです。
面接の質問の傾向は、学校により違います。幼児教室から過去問は提供いただけるはずなので、それを見ながら考えをまとめておきましょう。
本番であがってしまい、カトリック校の面接で「プロテスタントの教育を〜」またはプロテスタント校で「カトリックの〜」とパパが口走り、ママが倒れそうになったというのはまま聞く話ですが、他人事ではありません。カトリック校とプロテスタント校を受ける方は要注意です。
これまで宗教に縁がないパパはアブナイので、すべて「キリスト教」に統一しておくことをおすすめします。