難関・名門小学校をめざす |
幼児教室、家庭のしつけ、出願から持ち物まで、東京23区内難関・人気小学校受験準備に必要なアレコレをわかりやすく徹底網羅。お受験準備デビューママなら必読です! |
Q1.難関・名門校はコネがないとかなり難しいと聞いていますが…
Q2.親の学歴は合否に影響しますか
Q3.保育園だと不利でしょうか
Q4.補欠になってしまいました。お手紙を持参したほうがいいですか
難関・人気校に限らず私学に関しては、ご紹介があるほうが有利だというのは本当の話だと思われます。
また入ってみると、ママやパパが卒業生だったりする場合が相当数いる=イコール関係者有利、との噂が聞こえる場合も少なくありません。
でも考えてみてください。古くからある名門校ほどそれなりの数の卒業生がいるわけです。母校を愛し、第一志望で真剣に準備してきた方の率も高いでしょう。ゆえにゲタをはかせたわけではないにも関わらず、結果として卒業生の子弟子女が相当数在学することになった、というのが実際のところだと考えられます。
どこの難関・人気校であっても、全くご縁やご紹介もなくご縁をいただいている方はそれなりにいらっしゃいます。つまり家庭がその学校にふさわしく、子供がそれなりに育っていれば、十分可能性があるのです。事実、大手幼児教室に貼りだしてある合格者名簿を見ればわかりますが、同じ子供が複数の難関・人気校に合格している場合は少なくありません。複数の学校にご紹介をお願いするとは考えられませんから、フリーでご縁をいただいていると考えて間違えないでしょう。
女子の慶應幼稚舎を除けば、ご紹介なしの受験もまったく無謀ではないでしょう。とはいえ女子の慶應幼稚舎でもフリーでご縁をいただく方は、ごく少数といえどもしっかり存在しているようです。
コネがないからといって、諦めるのはナンセンスです。家庭と子供がふさわしければ、ご縁がいただけるのではないでしょうか。
とはいえ、小学校受験は中学受験と違い、選ぶ側の主観が入らないペーパーテストの点数の上位から決まる、といった明確な選考基準ではない学校がほとんどです。ご縁をいただけなかったからといって、悲観する必要はありません。ちょっと運がなかっただけです。
まずず、学歴に自信がないという方の場合への返答です。
どこの学校でも少数ながら、大卒未満の学歴の保護者はいらっしゃるようです。学校の教育方針に賛同し、子供も快適に過ごせると考えるなら、受験してみればいいだけです。両親とも最難関大学をでていようと残念の場合は普通にありますし、逆のパターンもあるわけですから。
パパが東大卒か医者、女医の子供は有利、反対に女医の子供は嫌われる、といった傾向が巷で囁かれている学校があるのは事実です。とはいえ東大卒や医者の子供でなければお話にならないのかといえば、まったくそのようなことはありません。普通の公立の学校と比べれば、そういった学歴の保護者の比率がかなり(やや)高いだけの話です。
親の学歴や職業は、今さら簡単には変えられません。
くださない噂に惑わされず、今すべきことを着々とすすめてください。
とはいえお受験を見据え、大学や大学院に通い出すママもいらっしゃいます。お受験に関して意味があるのかないのかは不明ですが、それ以外でも気になっており事情が許すのなら、検討してみるのもいいかもしれません。
保育園であること自体は何も問題ないと思われます。
しかしながら、推測に過ぎませんが、
保育園に通っていた=母親がフルタイムで働いている
↓
幼い子供を預けてまで続ける社会的意義のある仕事なのか?
という発想なのでしょうか。
高度専門職の母親&保育園児はどこの学校にも少数ながら(幼稚園にうつしている場合も多いので)いらっしゃるようですが、いわゆる会社員&保育園児は聞いたことがない、というのが難関・名門校に通わせる多くのママの印象です。
高度専門職以外の仕事をフルタイムで続けたいのなら、年中くらいから幼稚園にうつしておくのも手。とはいえ、運よく小学校にご縁をいただきPTAがない学校に入学したとしても、しばらくはなんだかんだで手がかかります。おばあさまにご協力をいただけること前提の話ではありますが。
また保育園に通う女児の場合、お行儀や言葉遣いに矯正が必要な子供が多いようです。女子校が第一志望の場合、お行儀重視の女子校専門の個人の先生に、遅くとも新年中から通わせることを検討しましょう。併願校として、宝仙や都市大学附属などのいわゆる受験小学校も視野に入れておくといいかもしれません。
補欠には順位がついているもの、順位がないもの、発表せずにお電話をいただくものの3種類があります。
何かせずにはいられないというなら、学校にお電話し、受け取っていただけるというのなら持参するのもいいでしょう。しかしながらお手紙レベルで繰り上がりに意味があるのかどうかは不明です。
通っていた幼児教室に相談し、指示に従うのが無難でしょう。