第一志望校別　対策モデル（例）

立教女学院小学校

雙葉・白百合と並ぶ女子校難関校です。
大学附属ではありませんが、それに近い位置づけであるため、他の附属校と同じく関係者有利といわれています。しかしながらフリー枠もある程度まとまった数がある印象で、ほぼ実力主義ではないか、というのが巷での風評となっています。

また、かつては庶民には縁が薄い学校と言われていましたが、武蔵野という土地柄、願書に備考欄がない、面接時のアンケートにも記入する欄がなく「父親のお仕事」くらいしか聞かれないことが続いたせいか、都心部の難関・人気校と比べると極めて普通、というのが実際のところのようです。
＊願書やアンケート、面接の内容はいつ変更になるかわかりません。

こちらの公式倍率は2008年の場合、72名定員で719人が志願、倍率は約10倍となっています。ところがこの定員には、附属幼稚園からの内進生の数も含まれています。例年約20名ほどが上がるので、他校と揃えた形式の倍率は約13.4倍となり、慶應幼稚舎に次ぐ倍率となっています。

立教女学院対策の幼児教室は、メリーランド、ジャック吉祥寺教室、こぐま会、あるいは中央線京王線沿線の個人塾に通うのが一般的です。併願校に成蹊を考えるならメリーランド、成蹊に加え含め都心部の学校も考えるならジャック、女子校のみならこぐま会も可というのが無難な考え方ですが、いずれにせよ、体験・相談後、もっとも信頼できそうな教室に決めるといいでしょう。
ちなみに雙葉・白百合、そして豊明の対策をしていれば、なわとびとかつて定番であった後ろ蝶々結び以外は、そのまま併願可能です。そういった意味では都心部にお住まいなら、吉祥寺まで出かける必要はありません。

幼児教室通いに関しては、新年長からで十分です。
基本クラスに加え、学校別のクラスもとっておきましょう。

3歳を目安にバレエのお稽古を始めましょう。運動は新年長からの学校別に組み込まれる内容だけで十分です。
併願校の関係でアトリエに通う場合は、速さよりも丁寧さに気を配っていただけるよう、先生にお願いしておきましょう。
ペーパーは可能な限り完璧にこなせるようにしておきましょう。
鉛筆、お箸は正しく持てるようにしておきましょう。