お受験準備マニュアル
20.受験校を決める
気になる学校すべてに出願した場合、面接の出来と印象で、実際の受験校を決定しましょう。
聖心と英和の面接に両方失敗し、1日は雙葉を受験。田園調布雙葉で失敗し、感触がよかった聖心を受験。そんな経緯でご縁をいただいた方もいます。
難関・名門校の場合、面接で失敗すると、子供の考査で採点もしていただけないという話も聞きます。すべての学校がそうではないにせよ、選ぶ余地があるのなら、感触が悪い学校にわざわざ行く必要がない気がします。
が、面接の感触が悪かったと思っていても、ご縁をいただく人がいます。
面接で好印象でも残念な場合ももちろんあるので、決断は慎重に。
また第一志望にご縁をいただけた場合、いただけなかった場合などの受験パターンを想定しておきましょう。
第一志望にご縁をいただいた時点で、後の試験は棄権するのがマナーです。運試しか勲章増やしを目的に、意味なく試験を受け続ける親子の話を毎年聞きます。当然の権利だと。
そういわれると返す言葉がありませんね。
面接や願書書きでも重要なキーワードのひとつに「思いやり」という言葉があります。まずは親に実践していただきたいものです。
また穀物や乳製品にアレルギーがある場合、迷うレベルであるならばお弁当校を併願しておくことをおすすめします。給食校志望なら、個別に相談できる機会に対応の可否・方法と、似たようなアレルギーレベルの在校生がいるかどうか確認しておきましょう。