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サイトに記載された事項及び紹介先に関し　お受験ママ★カフェ事務局は一切の責任を負いません。あくまでも自己責任で、ひとつの情報としてご活用ください。

お受験準備マニュアル　

５.お稽古の種類を知る

ではつぎに、お稽古の種類の話をします。お受験準備に対応する一般的な
お稽古の手段は、下記になります。

１．オールラウンドな大手の総合幼児教室
ジャック、こぐま会、伸芽会などがメジャー。すべての受験準備をおまかせする
ことが可能です。併願校対策の講座も他の支教室で受けられます。
個人の先生メインで、季節講習・学校別講習・模試のみを大手に、
という使い方も可能です。
こぐまとジャックといった大手２つを掛け持つケースも、まったくめずらしくありません。

２．特定の学校に強い中小規模の総合幼児教室
聖心なら、立女なら…、など特定の学校に強い教室があります。
対象となる学校の準備はすべておまかせすることが可能です。
ただ内容が偏っている場合も少なくないので、
併願校によっては違う教室へも通うことになります。
傾向として、教室にほど近い学校に強い場合が多いようです。

３．個人の先生
マンションや自宅の一室で行われる、少数の生徒しかとらない個人経営の教室。
実績のある先生はご紹介で早期にいっぱいになるため、広告はおろか看板もない。
ペーパーだけ、絵工作と聞き取り話し方・巧緻性・基本知育のみ、
長時間のお預かりで知育・体操・絵工作まですべて、
など先生により内容も時間当たりの費用もさまざまです。
個人の教室のみという人は少なく、年長期には大手と併行して通うのは極めて普通です。幼稚舎なら、聖心なら、といった具合に
得意とする学校が決まっていることがほとんどです。

メリットは、志望校にあわせてきめ細かく仕上げていただけること。
得意とする学校については内部情報まで教えていただける場合も。

デメリットは、先生の体調や家庭の事情などで長期お休みになる
といった思わぬｱｸｼﾃﾞﾝﾄに見舞われる可能性があること。
また生徒の人数が少ないため、得意校以外の情報が不足しがち。
併願校も含めた準備のすべてに対応いただけることは少ないこと。
実績があるといっても、フリー枠の実績はゼロの場合もあることなど。
（なのでヘッジのためもあり、大手と掛け持ちするケースが多い。
が、稀に他教室通いは一切禁止というところもあるので要注意）
　　
個人の先生オンリーの通塾は、ツボを知っている弟妹組や、
準備費用の予算に余裕がある方向きといえるでしょう。
　　　　　　　　
４．体操教室
身体の動かし方を学ぶことがメインの普通の体操教室、
受験の過去問演習がメインの受験体操教室の大きく2種類が。
特定の学校に強い教室では、運動能力は問わないため「指示行動」と呼ぶ場合も。
個人経営の単独教室からスポーツクラブがやっているような
大手、幼児教室の講座などがあります。

５．絵工作教室
街の普通のアートのアトリエ、幼児教室が行う受験絵画講座、
普通のアートアトリエの受験クラスの3種類があります。
幼稚舎以外が第一志望の場合は、年長の受験絵画の受講で多くの場合は
間に合います。年長4月になっても一定レベルに達しない場合、
個人指導を受けるご家庭もあるようです。
　　
６．テスト会員、書店会員など
ペーパーを教室に通わずに完成させる場合に有効。
すすめ方や教え方の目安を親に教授してくれるこぐま会のシステムがメジャー。
手がかからない女児の場合、これで十分という場合も。
ただ状況によっては、母親がゼロからペーパーを教えると母子関係を損なう
場合もあることを意識しておいてください。

７．家庭教師
子供の手が離れた元お受験ママがやっていることが多い。
ゼロからペーパーを教えてもらうも、お稽古の送迎、フォローまでお願いするのも交渉次第。

８．すべてを家庭で準備する
初めてのお受験で難関校を本気で狙うなら、
よっぽどのコネクションをお持ちでない限りおすすめしません。
ただ体操を除けば、とくにペーパーに関しては、ママのみで行うことも　十分に可能でしょう。
考査から難しい問題は見事に消えつつありますし、
考査自体もどこも行動観察重視にシフトしてきていると言われていますから。
ただし、勘違いしている人も少なくないようですが、
個別考査や行動観察がメインとなる学校でも、基本的なペーパーの訓練は必要です。
個別考査とは、ペーパーで行われる内容を、
ペーパーを使わずに口頭で行われるものと考えてください。
　　　　　　　　　
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