難関・名門小学校をめざす |
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幼児教室、家庭のしつけ、出願から持ち物まで、東京23区内難関・人気小学校受験準備に必要なアレコレをわかりやすく徹底網羅。お受験準備デビューママなら必読です! |
「女子で第一志望が幼稚舎。学習院、立教女学院、成城など大学附属・準附属系が第2志望。なので女子には珍しく1日はすべり止めDAY。青学はたぶん無理だから、すべり止めにはならないとわかっていながらも、定員が多い=たぶんフリー枠も多い気がする聖心と、のびのび&給食だけど日曜に教会通いが必要となる英和でお悩み中。まあ、とりあえず願書は両方出して、面接の感触と呼び出し時間がわかってから受ける学校は決めるつもり。併願可能なので、遠いけど成蹊も願書だけは出す予定。あっ、女学館ももちろん出願します」
青学・聖心・英和・豊明・成蹊・田雙は現状では例年11月1日に試験が行われています。年度や条件によっては幼稚舎・学習院・早実もかぶってしまう場合も。99.9%重ならないと言えるのは、隣接する中高の文化祭が11月3日前後に行われる立教女学院、そして1日はAOの試験日となる女学館の一般くらいでしょうか。ちなみに成蹊は女子は例年午後です、今のところ。
時間も手間も費用も、最もかかる併願パターンです。
幼稚舎の考査は行動観察系に分類され、ハイレベル(ものすごくできないと合格しないというわけではないようですが)の運動能力&絵工作、集団制作の準備が求められます。
学習院・成城は基本的な知育と基本的な体操&絵工作の準備が必要です。さらに先生と個別でのやりとりがあるため、個別という形態への慣れが必要となってきます。
立教女学院はペーパー難関校ですし、聖心・英和もペーパーがありますから、ペーパーのほとんど全領域をおさえておく必要があります。また女の子らしい立ち振る舞いが求められます。
また聖心を受ける可能性があるとすると、15分間程度は体操座りや正座で形を崩さず黙っている訓練もしておく必要があります。
つまりこれらの学校を併願するとなると、お受験準備で必要な事柄をすべて身に着けなくてはいけない、ということになります。
先生のお話を聞いてきちんと受け答えする、その通り行動できる、お友達と仲良く遊べる(行動観察)、紐通しなど手先の作業が年齢相応にできる(巧緻性)といったことは、どの学校も共通の必須事項です。ちなみに幼稚舎と立教女学院の対策で成蹊、幼稚舎と学習院の対策で成城はカバーが可能です。
女学館の一般試験特有の試験としては母子遊び(制作?)なるものがありますが、良好な母娘関係が築けていれば特に対策をしなくてもまず問題ないでしょう。
A子ちゃんは新年少から体操教室(週1)に通い出しました。絵工作も短期間では身につきませんから、年少時から近所のアトリエ(週1)へ通うことに。1歳の頃からお願いしていた幼稚舎に強い個人の先生には新年中から。ペーパー対策の為に新年長から大手にそれぞれ週1回。学校別講習は夏季と直前の大手へ2校分だけ通うことにしたそうです。
当然ですが、模試は全部で13回ほど受けたとか。
試験傾向が異なる学校を受けると、大忙しですね。