難関・名門小学校をめざす
幼児教室、家庭のしつけ、出願から持ち物まで、東京23区内難関・人気小学校受験準備に必要なアレコレをわかりやすく徹底網羅。お受験準備デビューママなら必読です!
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後悔しないお稽古選びの鉄則

幼児教室

幼児教室には大きく分けて、HPを開設していたり広告を出していて連絡先を探すのに苦労しない幼児教室と、連絡先を公開せずご紹介が基本の個人の先生の2種類があります。
個人の先生・個人の教室とは個人指導のことではなく、個人で経営している教室のことをいいます。

大手の教室としてはジャック・こぐま会・伸芽会・理英会、にっけんなどが、中規模の教室ならICE、慶応会、メリーランドなどが知られています。小規模の教室は、それほど星の数ほど。ジャックなどの教室で教えていた経験がある先生から、お受験を経験しただけのママが始めたところまで、質も実績もさまざまです。
小規模および個人の教室の場合は、特定の学校に強い場合が多いようです。個人の教室でオールラウンドに難関校に合格実績がある場合もありますが、それはそれなりの家庭がご紹介で集まっているからだと、一般的にはいわれています。

初めてのお受験でご紹介がない場合は、大手の教室をおすすめします。実績も確かで情報も豊富。併願校の対策も可能です。
現状では、大手の教室でオールラウンドなのはジャック、女子校ならこぐま会、この2人勝ちです。
他は実績が芳しくなかったり、時間当たりの費用が妙に高かったりすることも気にする場合が少なくないのかもしれません。他の教室を否定するものではありませんが、避ける理由がないのなら、強いといわれる教室を体験してみることをおすすめします。

中・小教室に関しては、志望校と併願校が定まっており、そこへの実績と情報が豊富だと判断されるのであれば、行ってみるのもいいでしょう。
具体的な教室名は志望校別対策モデルの項を参照してください。

個人の教室に関しては、それこそご紹介いただくのがいちばんです。
ネットなどで自分で情報を調べ、飛び込みでお願いする方法も確かにあります。しかしながら個人の先生はクセがありがちなので、できるだけ実際に通い、フリー枠で難関・名門校にご縁をいただいたママを探してお話を伺いましょう。そういった手順をへてからお願いしたほうが、後悔する可能性は少ないと思われます。

個人の先生に関して情報収集する場合は、下記を確認しましょう。

・ここ3年程度の実績 
強かったはずの学校も、校長が変わると実績が激減する場合も。

・まったくのフリーで合格した子供がいるかどうか
その教室だけで合格したのはコネのある子だけ。その他で合格したのは大手との掛け持ち組だけ、という場合も。

・先生の経歴とお子様が通った小学校
自身が難関・名門小学校の卒業生でそれなりの大学に入れる学力知力をもち、大手の講師経験やカリスマ個人塾補佐程度の経験はあり、さらに自らの子供もそれに準じる学校に入れていてほしいものです。

・何を教えていただけるのか 
ペーパーや体操は他でという先生も。このパターンの場合、年長ではほぼ毎日お稽古通いとなります。

・先生おひとりでみるのか。そうであればひとクラスの人数は? 
ひとりでみきれるのは、3・4人まででしょう。ひとクラス6人を超えるようなら、きめ細かくはみていただけないと考えるべきです。
アシスタントの先生がつく場合は、その限りではありません。またペーパーのみを訓練するクラスの選抜組も、その限りではありません。

・掛け持ちは可能か
大手の教室などとの掛け持ちを認めない先生もいらっしゃいます。100%信じてついていく覚悟が必要です。

・頻度と費用
年長では週4回、直前期にはほぼ毎日通っていただきます、という先生も。1回(日)12000円(仮)ということは…!!

初めてのお受験という家庭なら、マストなのは情報量に優れる大手のお教室です。もちろんケースバイケースで個人のお教室を加えるのは問題ないでしょう。
また志望校がピンポイントで決まっている場合は、実績がある中小規模の教室でもいいでしょう。

個人の先生とは相性があります。先生が突然重病になってしまわないとも限りません。ご家族になにがあるともわかりません。
個人に通うリスクヘッジを目的に、サブのつもりで大手に通い始めた方が、いつの間にか大手をメインにする場合も少なくないことも、頭の隅に入れておいてください。

また看板は出していないものの、アシスタントの先生もたくさんいらして、1学年50名を超えるような半個人の教室もあります。そういった先生は極めて少ない(都内ではたぶんおひとり?)ですが。このサイト的には例外のお教室となり、上記のいずれにもあてはまりません。

また大手同士の掛け持ちパターンとしては、女子の場合、ジャック+こぐま会がよくみられますが、基本クラスをそれぞれでとるのは時間の無駄以外のなにものでもありません。どうしても気になるのなら、学校別講習だけにしておけば、というのが多くの経験者ママの意見のようです。男子では、筑波対策期を除けば、大手同士の掛け持ちはほとんどみられません。

また自由遊びや集団活動の試験がある学校は、行動観察が重要視されています。lとる講座がかさんでくると、省きたくなる場合もあるようですが、行動観察の講座は省きドコロではありません。減点主義で採点される可能性が高い領域でありまた一人ではお稽古できません。家庭はもちろん多人数を預かる幼稚園での指導を期待するのは困難です。
行動観察対策はケースを多く経験しておくのがいちばんです。学校別講習に含まれていない場合は単独の講座をとるなど、きちんと対策しておくことをおすすめします。
 

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