お受験準備マニュアル
10.学校説明会へ行く
学校説明会とは学校主催の、受験希望者を対象とした説明会です。
学校により多少の個性はありますが、学校の教育方針を中心に学校生活、そして試験概要についてお話があります。
気になる学校は片っ端から出席してみることをおすすめします。
6月から9月にかけて開催される学校がほとんどで、日程が重なることも少なくありません。できる限り年中から、出席するつもりでいてください。
ほとんどの学校は開催日に普通に出向けばいいのですが、雙葉など事前申し込みが必要な学校も少ないながらあります。行き逃さないように気になる学校のHPを定期的にチェックすることをおすすめします。
しっかりとした幼児教室なら、学校説明会の情報はくださいますが、初めての試みの会が突然催されたりすることもあります。自分自身で情報収集するつもりでいたほうが安心です。
服装はいわゆる紺色のお受験ルックが主流ですが、常識的な範疇であれば、絶対ではありません。持ち物は筆記用具を入れた黒いバッグに加え、A4の書類が入るサブバッグが基本です。A4サイズが入れば、そのサイズのバッグひとつでも構いません。学校によっては上履きが必要です。HPでチェックしておきましょう。
多くの学校では席に限りがあります。第一会場がいっぱいになると、食堂や教室などでモニター参観することになるので、早めに会場に着くことをおすすめします。
またときおり小さな子供をつれた親を見かけます。多くの学校では、連れて行ったからといって入場不可にはなりませんが、子供がクズリだすと退席を指示される場合もあります。それはそうですよね、前や横でやられると、お話が聞こえませんから。
いずれ試験のときは下の子連れではいけないのですから、この機会に親子共々預ける練習をしておきましょう。
また面接がある学校を受験する場合は、年長時にはできるだけパパを同席させてください。多くの学校の面接の主役はママではなくパパです。ママはいろいろ勉強していますし、子供のことも知っています。パパの学校へ対する理解と子供との関わりを知るための質問が、次から次へと繰り出されるかもしれません。