難関・名門小学校をめざす
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お受験準備マニュアル 

7.お稽古パターンの実際 男子 

お稽古方針決定の参考となるので、モデルパターンを見てみましょう。
すべてコネなし、長子を想定しています。
(このサイトで使う「お稽古」なる言葉は、教育の外注を意味しています。家庭学習は別途必要です)

■C男くんの場合

「大学受験が必須となる暁星が第一志望第2志望は学習院。中受で外にでる人も少なくないっていうから。第3志望は横浜の精華。せっかく準備してこれだけというのももったいないので、受けられないかもしれないけど幼稚舎と立教と成蹊と早実に願書を、あとは筑波も出願予定。幼稚舎と筑波が受かったら、家は迷わず筑波。立教と成蹊と早実は…、ご縁をいただけることがあったら考えます。でも国立大出身の主人は、お金出さないって言うだろうな。男の子だから公立から中受でも、結果オーライになるかもしれないし」

男子は11月1日から4日までに試験日が集中し、女子のようにあれこれ掛け持ちがし難いので、基本的には志望校を早期に決めて絞り込んだ対策をするのが有効です。とはいえ月例が遅い子の場合、試験の時期が来てもペーパー難関校受験レベルに達せず、志望校変更になる場合も少なくないようです。

この中で絶対に受けるのはペーパー難関校の暁星と精華と個別試験を行う学習院。あとは立教は学習院対策で問題ないし、早実の出題は浅く広くです。筑波は運動とペーパーの両方が求められますが、暁星の準備をしてきた子なら、改めて何かをする必要はないでしょう。また幼稚舎はものおじしない優秀な子なら、本来、何の対策も要りません。素でのぞんでも受かる子は受かります。記念受験ならそれで十分でしょう。

Cくんは、年少から体操教室と水泳教室へ、それとは別にサッカーのチームに入っています。年中の夏前から、大手の教室のお勉強のクラスにも通い出しました。なぜこの時期に入ったかというと、夏前に入っておけば、新年長で希望の曜日の希望のクラスがとりやすくなるからです。当然ながら、第一志望の暁星に実績のある教室です。ペーパーはばっちりこちらでやっていただけるので、学習院と精華対策は夏期講習と直前のみ学校別講座へ通いました。新年長から暁星の学校別には週1で通ったので、受験体操も含めて大手に週2、それとサッカーが年長時のお稽古です。本当はサッカーもお休みしたかったのですが、本人が希望したのと、願書や面接でいうこと書くことがなくなってしまうので、結局ずっと続けました。水泳は年長5月から半年間休会です。模試は場慣れを目的に10回くらいは受けたと思います。

■D男くんの場合

「大学だけですが主人が出身なので、幼稚舎だけ受けさせます。ダメだったら潔く中受させるつもりです」

成蹊、青学、立教、成城、筑波も受けたくなるかもしれません。

幼稚舎だけ、といっていても、なんだかんだで他校も受けたくなりがちです。昨今の大学附属校は慶早を除けば、他大学受験に肯定的ということもあり、年長になってから迷い、結果として受ける、というjことになりがちであることは意識しておいて損はありません。また、幼稚舎というよりも慶應に入れたい家庭は、ゆるめの準備でもなんとかなる目黒星美やトキワ松を併願するケースも少なくありません。
またその時点の気持ちに関わらず、茗荷谷3校(筑波・竹早・お茶)の願書はいただいておきましょう。

D男くんの場合、年少から大手の体操のクラスと近所の絵工作のアトリエへ。とりあえず幼稚舎に実績がある、大手教室の慶應クラスへ新年中から通い出しました。幼稚舎を受けるにも基本的な知育は必要だということと、幼稚舎1本で本当にいいのかという迷いが消えないので、新年長からは立教に実績のある教室でお勉強のクラスもとることに決定。成城対策の教室は遠いので、直前の学校別は慶應と立教だけでしたが、夏季は慶應以外に立教、成城もプラスしました。慶應と立教の準備をしていたので成蹊は必要ないと思い、とくに講習は受けませんでした。
模試は年長だけで10数回受けたと思います。

■E男くんの場合

「似た環境の子供が集まる学校でのびのびと過ごしてほしいと考え、青学、立教、成城の受験を考えています。幼稚舎は、コネクションを我が家では見つけられないと思うので記念受験ですね。発達がのんびりめなので、暁星などのペーパー校の準備はするだけ無駄でしょう、たぶん」

無駄なく週2のお稽古ですませられそうです。

青学、立教、成城の考査は、学校により多少の特色はあるものの、第一志望とする学校の準備でほとんど対応可能です。なので他のパターンと比べれば、最も準備がラクといえるかもしれません。

E男君は、新年長から通うつもりの大手の教室で、新年中から体操のクラスをとりました。そして新年長から大手でお勉強と立教の学校別講習をとったため、週2回のお稽古です。夏季と直前には成城の講習も受けています。
このなかで意識しておきたいのは、青学を受ける場合です。こちらは願書に教会通いの状況と幼稚園の出欠状況を書き込む欄があります。
また、全滅は思いのほか寂しいものなので、茗荷谷3校の願書はとりあえずいただいておきましょう。
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