お受験準備マニュアル
11.学校行事に行く
志望校が受験希望者の見学を認める行事には、可能な限り参加しましょう。学習発表会と運動会に関して、来校を認める学校が多いようです。成城のもろもろの行事や青学のファミリーフェアなどは、学校を知る絶好の機会です。ただし、見学条件は学校により異なります。
英和、女学館の運動会は誰でも見学が可能です。その他の学校は在校生に事前に届けを出してもらえば入れる場合があったりします。
その他の行事に関しても、当日フリーで入場可能なもの、事前に予約が必要なもの、事前に在校生やご紹介者によるお届けが必要なものなど、学校やその行事によっていろいろありますので、情報はきちんと整理しておきましょう。
誰でもOKの行事情報は、ほとんどの学校でHPに掲載されますので、志望校のURLはお気に入りに入れて、週1ペースを目安に巡回することを習慣にしておきましょう。
また中小の教室だと、これらの情報をもれなく伝えていただけない場合もあります。またご紹介事前届出制の場合、情報をいただけても、ご紹介がなければ意味がありません。在校生のママコネクションは、できるだけ見つけておきましょう。
面接で学校行事の見学の有無を聞かれる学校は少なくありませんし、聞かれなくても志望動機のひとつに使えるかもしれません。
ちなみに学校行事の参加に関しては、母親よりも父親に関して聞かれることが多いようです。パパの協力が得られるよう、家庭内調整しておきましょう。
運動会に関しては、ママも子供も服装はいろいろです。在校生のママか教室の先生に確認してから行くと気まずい思いをせずにすむでしょう。
その他の行事に関しては、お試験同様ママは紺が基本です。
それ以外の服装の見学者は、自分自身が卒業生か、兄姉が在校している保護者(弟妹組)だと思っておけばいいでしょう。
例外は成城です。こちらは親も子も、お受験服で伺うと浮いてしまいます(学校説明会を除く)。上質なカジュアル服が基本です。もちろんママ娘ともパンツスタイルでもOKです。マ・メール、ユニクロ、ファミリアもなんでもあり。エルメス・シャネルはもちろんアンテプリマやパイソン柄まで、なんてことなくなじみます。