難関・名門小学校をめざす
幼児教室、家庭のしつけ、出願から持ち物まで、東京23区内難関・人気小学校受験準備に必要なアレコレをわかりやすく徹底網羅。お受験準備デビューママなら必読です!
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お受験準備マニュアル 

    結果F 

■Fタイプのあなたは

大学名にはこだわらない。12年間にわたる学生生活では、勉強するもよし、趣味に打ち込むのもよし。素晴らしい環境の中で、よき友人に出会い、師に出会い、その子供なりの居場所を模索しつつ、豊かな人間性を育んでほしいと考えているのでは。

小学校受験のご縁とは不思議なもので、親がどう考えていようと、最終的にはその子供にとって、最も有意義に過ごせるであろう学校に進学が決まるものです。

子供の自主性を大切した学生生活を送らせたいと考えるなら、慶應・早実・立教・青山・学習院・成城・成蹊といったエスカレーター進学が可能な附属校が検討すべき学校でしょう。慶應・早実を除けば、大学の外部受験は普通です。中学受験で外に出る子供もめずらしくはありません。今後明確になってくるであろう子供の希望や適性により、幅広い選択肢を残すことが可能です。
ただ、これらの学校はどこも難関です。
ご紹介がないにも関わらず、これらの学校しか視野にないのであれば、全滅の場合の覚悟をしておいたほうがいいかもしれません。

男子の場合、女子以上に発達に開きがあります。難関・人気小を目指して準備をしてきたとしても、年長晩夏の模試の結果によっては路線変更が必要になるかもしれません。公立に行かせるのは勇気がいると考えるご家庭は、とりあえず学校説明会には幅広く出席しておくことをおすすめします。

お稽古プランとしては、とりあえず新年少から体操と絵工作のアトリエに通いましょう。

親の目からみて利発だと思われる子供なら、ほとんどの場合、幼児教室通いは新年長からでも間に合います。ジャックや伸芽会などで基本クラスをとりつつ、試験が特殊で汎用性に欠ける慶應講習は除き、その以外の学校のなかでの第一志望校の学校別講習に通わせることを検討しましょう。慶應及びその他の学校は、夏季や直前期の受講を検討しましょう。

発達がゆっくりと思われる子供の場合、遺伝子的には出来て然るべきと考えるなら、幼児教室通いは新年長からにするのが無駄がないでしょう。
遺伝子的に不明な場合は、スタートが遅すぎて間に合わなかった、という事態を避けるため、新年中からの教室通いを検討しましょう。こぐま会など具体物を使い基本概念を育むことを目的にしつつ、楽しい雰囲気の教室に通わせ、年長からジャックなどの緊張感が漂う教室に変えるというのもひとつの手です。とはいえ、あまりに幼い場合は、年中時のお勉強はほとんど身につかないかもしれません。子供の成長度合はその時期にならないとわかりません。あとあと悔いが残らない選択をしておくことをおすすめします。
*スタートが遅かったから…  
試験が近づいても志望校レベルに到達できない子供に対して、幼児教室の先生が使う常套句

難関・人気校の男子は、試験が重なり、すべてを受験できるわけではありません。模試はまめに受け、得意分野と成績を冷静に判断し、最終的な受験校を決めるようにするといいでしょう。