難関・名門小学校をめざす
幼児教室、家庭のしつけ、出願から持ち物まで、東京23区内難関・人気小学校受験準備に必要なアレコレをわかりやすく徹底網羅。お受験準備デビューママなら必読です!
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お受験準備マニュアル 

    結果B 

■Bタイプのあなたは

無宗教で大学までエスカレーターで進める附属志向のあなたのお受験対象となる学校は、共学は幼稚舎・学習院・成城、女子校だと豊明、そして23区外にはなりますが、あとは成蹊と早実くらいしかありません。女学館も無宗教で大学もありますが、10数年後の大学受験事情を考えると、そのまま大学に進むことはかなり微妙ですので、ここでは考えません。豊明をあげてはおりますが、こちらも微妙である(女子大自体が流行らない)という意見も少なくないことは認識しておいたほうがいいかもしれません。

第一志望が確定しているのなら、年少からでも年中からでもその学校をコアにしたお稽古をはじめましょう。
ここからは、志望校が漠然としている方だけお読みください。

これらの学校の中で、フリーでも比較的受かりやすいといわれているのは、豊明と成蹊です。そして成蹊のペーパー易化進行中の現在、試験内容的に最も領域が広く難易度が高いのは豊明です。なので豊明対策を軸に、あとは季節講習で他の学校別講習をとることを考えるのが得策です。
幼稚舎を記念受験的位置づけにするのであれば、体操教室に新年中から通い、豊明対策をメインで行っている大手の教室に新年長から通いましょう(お勉強クラス)。成蹊を受けない、かつ学校別講習はしっかりとる予定であれば、体操教室ではなくバレエのお稽古でも十分です。
幼稚舎と成蹊にかなり本気でのぞむのなら、新年少から体操教室に入れましょう。最初はどんな教室でもいいですが、新年長からは慶應か成蹊向けの体操教室に移すことをおすすめします。

これらの学校の併願校としては、ご家庭によりますが、昭和女子、女学館、和光あたりしかありません。ミッション系でもよしとなれば、立教女学院は立教大学にほぼ進学可能です。

上記は、豊明・成蹊・学習院・早実・成城ならどこでもいい、と考えるご家庭向きに書いています。実際には、豊明・成蹊・学習院・早実・幼稚舎の試験日がすべて重なる可能性も否定できません。願書を全部出して、掛け持ち可能なのは2〜3校という場合が多いかもしれません(その年、その子の月齢等の条件により異なる。すべて受けられる場合もあるにはある)。

子供へ無用の負担がかかることを避けるために、なるべく早い時期に志望順位を明確にしておきましょう。ロスの少ないお稽古方針をプランニングしたいものです。